水ピタ大堰
水ピタ大堰(おおぜき)は、豪雨時における河川堤防の洗掘防止対策用具です。
古来から昭和の前半まで広く行われており、現在も残っている河川堤防の洗掘の進行を防ぐ為の工法である「木流し工法」を現代の技術を駆使して、より早く簡単に行えないか、というコンセプトになっております。
木流し工法とは


木流し工法とは、豪雨等で河川の水の流れが急流・激流となっている時、また、その水流等によって堤防が洗掘し始めた時に使用する工法です。
木を河川に流すことで急流部の流れを緩和し、洗掘による堤防決壊の拡大を防止する為に用いられます。
水ピタ大堰(おおぜき)を用いた木流し工法

水ピタ大堰を利用した木流し工法のイメージ図です。
従来の工法の木の代用として水ピタ大堰を利用します。
吸水膨張前の水ピタ(吸水ポリマー土のう)はごく軽量で、かつ薄いのでスペースを取らずに保管が可能ですので、従来の木の入手、保管よりも管理が大幅に容易になります。
ご使用時もそのまま水流中に投げ込めば、水ピタ(吸水ポリマー土のう)が水中で吸水膨張致しますので、作業に掛かる手間を大幅に削減した上で従来の工法と同等の効果が得られると見込んでおります。
製品写真


仕様

使用方法
ご使用方法は以下の通りです。
- 杭(アンカー鉄杭、支持杭)を打ち込む
- 水ピタ 大堰とロープをしっかりと杭に結ぶ
- アンカー土のうをセットする
- 河川に投げ込む
水ピタ(吸水ポリマー土のう)は水流に投入直後から水中で吸水膨張を始め、3分程度で膨張が完了します。
膨張前の水ピタ(吸水ポリマー土のう)は非常に軽量のため、取付作業や運搬、投げ込み作業時の負担の軽減が可能です。
共同試験・開発先募集
本製品は、コンセプト立案から初期設計・試作品開発は終了し、製品そのものを用いた本格的な実地テスト・実証中の製品です。
共同試験いただける地方自治体や消防関係者、一般企業様や現段階の試作品をご購入頂いてテストをしてみたい、もしくは詳細だけでもを聞いてみたいというご要望がございましたら是非お気軽に弊社まで御連絡下さい。
製品情報
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